待ちに待った「上原ひろみ」のLIVEから帰ってきた。
今回は、まっすぐ家路に。。。
以前jazz spot 「cat walk」にハイラム・ブロックが来た時、
あまりにも学芸会的LIVEに呆れてそのままカラオケに行って
「野口五郎」を唄ってしまった思い出がある。
今回はあまりにもすばらしい演奏を聴かせて頂き
まっすぐ帰宅したものの、「飯は無い!」と宣言され
「どん兵衛」のきつねうどんを食べ終わって酒を飲んでしまいました。
ここ秋田でこれほどのハイレベルのLIVEは何十年ぶり。
それほどすばらしいLIVEでした!
感想とまではなりませんが、思いを・・・
前座のケニーバロンはとても情緒的なjazzトリオながら
しっかりとした正統派4beatのjazz
あまり彼らの事を知りませんが、有名なpianistなので名前くらいは。。。
とてもいい演奏を聴かせてくれました。
約1時間ほどのステージの後
待ちに待った「上原ひろみ」!!!
たぶんお客さんは「上原ひろみ」ファンと
サポーターのアンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップを観に来た方々と二分されたと思う。
どちらかと言うと僕は後者の部類でしたが・・・
Openingはいきなり8/9拍子の曲。
まるでプログレッシブロック!
いきなりマストの曲!
超感動!!!
そこから最後まで3人の奏でる怒涛のリズムの嵐!
まったくの個人的な感想なのですみません。
まずは彼女のPIANO
いつも思うが、右手と左手がまったく違う役割をしている。
フレーズはオスカーピーターソンあり、マッコイタイナーあり、
ビルエバンスあり、と思うがままのアドリブ。
印象に残ったのが、フレーズがなかなか解決の音を出さずに
かなり引っ張る。聴いている立場から、まだかまだかと思わせて緊張感を
大きくし、いつのまにか複雑なリズムで解決している。
「なんなんだこの人達」!
音のトリックにまんまとやられている。
一つ一つの音は聞き取りにくかったアンソニーのBass(コントラバスギター)
は確実にテンションを奏で、アクセントが凄く気持ちいい!
さすがと言うざるを得ない!
そしてサイモン・フィリップ!
ドラマーの人だと気付いていたと思うが、
右利き用のドラムセットで左利きの叩き方!
もともと両手使いの彼ならではのなせる業。
なので、ハイハットが16分のウラのリズムを刻むので
とても複雑かつトリッキーなサウンドに聴こえる。
今回はなぜこのメンバーでのツアーなのかよく分かった!
またまた目指す音楽が広がったのかな?と。
Yamaha出の彼女!jazzだけでは終わらない!
参りました!!!!!
ほんと、よかった!
秋田に来てくれてありがとう!
いい加減な感想ですみません。。。